躯体の存在感と圧迫感
中目黒のテナントビル最上階の美容室の計画。
最上階ということもあり、躯体の天井が斜めになっており、梁も斜めに入り、躯体の素材感があるテナントであった。レイアウトの制限等もあるが、天井の重さや窮屈さを取り除くことと、存在感ある躯体の魅力を両立させることが必要だと考えた。
そこで、①目線の重心を下方に誘導すること と、②壁や家具等は最低限の設置とし、なるべく既存の状態を残しすこと を考えた。
①に関しては、入り口から店舗の一番奥まで、目線より下に一本の間接照明を入れ、目線を下の方に誘導した。シャンプーの仕切りを半透明のガラスとし、間接照明が一続きとなるように見せた。
②に関しては、仕上げ色をマットなグレーで統一し、躯体の表情を強調させた。また、家具は極力減らし、待合からセット面までの一続きのカウンターのみに留めた。
フェイスライトは間接照明とミラーの正面発行の照明で取ることとし、天井につける照明を極力減らすことで既存躯体の形状を残した。
サロン情報
- サロン名
- DaVin 中目黒
- 所在地
- 東京都目黒区
- 業種
- 美容
- テイスト
- スタイリッシュ/モダン
- 床面積
- 13.92坪
- 工事種別
- 新規
設計施工
使用機器
-
スタイリングチェア
Carre BITTER LINE キャメル(VT4)
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YUMEシャンプー
YUME ESPOIR マルーン(SH7)
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