奥への「引き」を生む空間構成
母と息子の2世代で経営する美容室の移転新装計画。まず、親子の仕事場を区分する事を提案。それぞれの客層には年代の差がありサービス内容も異なってくる。母が主に使用する空間を、定点サービス空間とする事でVIP室としての役割も持たせ、将来的にもその空間を有効活用できるように配慮した。店内はまず受付、待合、スタイリングスペースのある空間をはじめに、シャンプー台とバックヤードのある三角形の空間を挟み、奥に定点サービスの個室が待ち構える形。バックヤードの間を通って個室にたどり着くのだが、それらバックヤードをあえて存在感のある塊として意匠的に見せている。そうする事でそれらの機能的な存在感は隠す事を試みた。それぞれの扉も、隠し扉とし機能を意識させないことで、個室に向かう通路部分を次の空間への「引き」として期待感を持たせるように演出している。
サロン情報
- サロン名
- hair make Tres
- 所在地
- 東京都 江戸川区
- 業種
- 美容
- テイスト
- リゾート
- 床面積
- 24.4坪
- 工事種別
- 移転
設計施工
使用機器
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スタイリングチェア
a1201 ブラック(VT1)
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YUMEシャンプー
YUME ESPOIR ブラック(SH1)
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多機能チェア
LUAR ブラック(ES8)
#理美容サロン空間事例
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