静かな軸とやわらかな余白
テナントが持つ静かな佇まいに心奪われ、ここで時間を積み重ねたいというオーナーの想いから始まった。古いものがもつ落ち着きと、年月とともに深まる素材の表情に惹かれ、つくるより育つ空間を目指した。
中央に据えた柱は、構造体ではなく意匠としての存在である。外を行き交う人と、奥の席に座る客の視線が交わらないように位置を定め、場にやわらかな境界と安心感をつくる軸とした。柱の横にはベンチのような存在を設けた。腰掛けることもできる高さだが、主役は用途ではなく“風景としての佇まい”である。床から浮かせ、柱と同素材で揃えることで、空間にすっと馴染みながらも、軽さと余白を感じさせる。
向かって右手側の壁面には大きなミラーを設け、柱とベンチが写り込み、空間の奥行きがひそやかに広がる。塗り壁のやわらかな凹凸が光を受け、手仕事の痕跡と静かな陰影が日々の時間を刻む。
使い込むほどに馴染み、ゆっくりと深まっていく空間をここに描いている。
サロン情報
- サロン名
- 発露
- 所在地
- 東京都練馬区
- 業種
- 美容
- テイスト
- リゾート
- 床面積
- 6.75坪
- 工事種別
- 新規
設計施工
使用機器
-
多機能チェア
LUAR ペルシアングレイ(ST1)
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YUMEシャンプー
YUME SWINGⅡ
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