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ミラーに広告掲載して年間売上180万円!?地域活性化の想いから生まれた、広告ビジネスとは?

様々なシーンでスタイリストとお客様のコミュニケーションをサポートし、サロンビジネスの可能性を広げる次世代ミラーとして発売した、スマートデバイスミラー「ECILA(エシラ)」。 
 
今回は、千葉市・土気に開業して7年目、エステやネイルなども行っているトータルビューティサロンのinfinity BARBER SHOPです。こちらのサロンでは、ECILAの“バナー”を広告枠として地域企業に提供する、広告ビジネスを確立されています。なぜそのような考えに至ったのか、また実際に運用してみた効果などを代表の土屋さんにインタビューしました! 
  • 土屋 光司

    土屋 光司

    infinity BARBER SHOP/代表

    千葉にある2軒のサロンを経て、2017年にinfinity BARBER SHOPを開業。2023年にミラノコレクション2024に参加。2024年より、理美容・ネイル・エステ・脱毛などを行うトータルビューティサロンとして営業している。 

特別ではない。いつものサロン運営の延長線上にあった広告ビジネス。

ECILAのインタビューを受けるinfinity BARBER SHOP代表 土屋 光司様

ECILAの導入には、地域密着サロンとして常連客の満足度向上、さらには地域全体を活性化させていきたいという想いがあった、と語る土屋さん。 

「サロンを運営していると地域の方から『お店にチラシを置かせてもらえませんか?』『サンプリング品を配ってもらえませんか?』というお願いをよくされます。僕は基本的に断らないのですが、いろんなDMやチラシを置くとどうしてもサロン空間に統一感がなくなってしまいます。とはいえ、そのチラシを楽しみにされているお客さまもいらっしゃるので…。」 
統一感のあるサロン空間を実現しつつ、地域密着サロンとして髪の毛以外の提案もできるお店を目指していた土屋さまにとっての最適解がECILAだった。 
 「ECILAのバナーを活用すればサロンにご来店されたお客さまに、地域のお店を知っていただくことができます。またチラシを『置く』より『流す』ほうがお客さまの記憶に残りやすいんですよね。その結果、地域が盛り上がり、笑顔が増えると考えました。」 

客観的なサロン情報と熱意で提案し、広告収益はなんと年間180万円に!

ECILAのバナーを広告枠として活用し、ビジネスとして確立させるためには、広告を流してくれる企業を募らなければいけない。どうすれば興味を持ってもらえるか、価値を感じてもらえるかなど、提案内容には色々と悩んだという。
「まずは“広告プラン”を考えることから始めました。静止画を1年間流す場合は年間広告料5万円、60秒の動画を1年間流す場合は年間広告料15万円といったように、金額で広告を流す時間を変えた4パターンを用意しました。」

次は、広告を流してくれる企業さんを募るためのプレゼン資料づくり。新規来店者数や来店されるお客さま層など、サロン情報を精査してinfinity BARBER SHOPで広告を流すメリットをしっかり説明できるように試行錯誤した。
「あと大切なのは、“熱意”ですね。変に飾らず『地域密着サロンだから、地域の活性化に貢献したい』という想いをストレートに伝えたことで、契約につながったと思います。」 
広告主にしっかり還元できるように1業種1社に限定してスタッフとともに広告枠の提案活動を進めた結果、予想を大きく上回る契約が得られ、その数はなんと1ヶ月で20社を超えた。ところで、実際にサロンで広告を流した効果はあったのだろうか? 

害虫対策サービスの広告を表示した例

「害虫対策サービスをされている企業さまの場合、サロン経由でお問い合わせが12件あり、うち7件が契約。効果を実感いただいたことで、追加契約にもつながりました。スキンケアブランドの企業さまは、約2カ月で52万円もの売上になったそうで、驚きました!広告主にもすごく喜んでもらえて、こちらとしても嬉しいです」

地域コミュニティとしての役割を果たしていきたい

 infinityの客層は30〜40代が中心だが、60〜70代のお客様も少なくない。例えば、家の修繕や塗装をする時、業者選びに悩んでいる方がいれば土屋さんが紹介してあげることもあり、そんな経験が広告ビジネスにも繋がっているという。 

「今、詐欺も増えているからこそ、長い間つながりのある僕からの紹介はとても安心してもらえます。だから、信頼ができる会社を選ばないといけない、という責任を感じています。地域密着サロンとして髪以外の提案もできて『infinityにくれば何でも解決できる』と思ってもらえる存在を目指しているので、その部分をECILAが少し担ってくれています。」 
また、広告を出してくれた建築系の会社では、福利厚生で社員たちのカットをしてほしい、と広告を通じて新たなつながりも生まれているとか。 
「これからはサロンのおすすめ情報の紹介にも力を入れていき、メニューや店販などの売上アップにつなげていきたいと思っています。」 

ECILAのお客様マイページを操作している風景

お話に出ていた機能バナー

お客様に合わせた“おすすめ情報”をミラー下部に画像や動画で表示し、自然と会話が生まれるきっかけに。また、スタッフの手が空かなくても紹介するタイミングを逃しません。

今回インタビューさせていただいたサロン

  • infinity BARBER SHOP

    開設:2017年8月 

    住所:千葉県千葉市緑区 

    セット面:3面(ECILA:3面) 

    スタッフ数:スタイリスト2名、アシスタント2名、ネイリスト1名、エステティシャン1名(2024年4月時点) 

     

    ▼サロンプロフィール

    千葉市・土気駅に開業し、多くの常連客に愛される地域密着型サロン。半個室に加えて完全個室のプライベートルームも完備し、安らげる空間を提供している。脱毛やネイルメニューも取り揃え、メンズのみならず女性ファンも獲得。サロンのテラスでは土屋さんの愛犬が元気にお出迎えしてくれる。