間合い/広がり
美容室の独立開業案件。道路面がガラスの一般的な鉄骨テナント。
顧客のさまざまな要望に対応することや、将来一部を面貸しする可能性など運営的な面も踏まえて、個室の空間を設けることが決定した。
個室化はプライバシー性向上の反面、スタッフ間コミュニケーションの取りづらさ、空間の窮屈さ、設備費の高騰などマイナス面もある。今回はそのようなマイナス面を踏まえて、“間合い”による少しラフな分節空間を目指した。
まずは均一的な正方形鉄骨テナントに、いくつかの抽象的な小屋組を乱立させることで、空間にいくつかのバリエーションを生み出した。次に小屋組の間や下に潜る縁側的段差や、中央のディスプレイなど、壁のような明確な仕切りではないが存在感のあるものを介入させ、いくつかの曖昧な境界によって、どことなく間合いを感じる設えを目指した。
また個室化により窮屈で単調化しやすい空間も、部分的な見切れやミラーの効果を用いて、広がりのあるものとなった。
個室は全面ミラーと可動式のパーテーションを採用。プライバシー性を高めたり、場合によってはスタッフ間の道具や会話などのやり取り、親子やペアで長時間の施術を受ける際に、ミラー越しに会話できるなど、状況によって変動できるような仕組みにしている。
サロン情報
- サロン名
- LEMEILL
- 所在地
- 京都府京都市
- 業種
- 美容
- テイスト
- スタイリッシュ/モダン
- 床面積
- 16.21坪
- 工事種別
- 新規
設計施工
使用機器
-
スタイリングチェア
HARP ブラック(VT1)
-
YUMEシャンプー
YUME SUITE シナモンブラウン(ST4)
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