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街路から続くセミパブリックサロン、定点サービスのゆったりしたセミプライベートサロン、完全個室のプライベートサロン。客層やメニューに応じた3つの空間からなる美容室。
そこでそれぞれのサロンの結節点となる出入口に着目。「通り抜ける」「向こう側を見る」といった体験を演出するカタチが店舗空間のキーイメージとなるよう試みた。
具体的には「開口を枠で囲い戸をつけた」カタチを採用している。同じカタチを窓周りのベンチやセットミラーにも採用し、それぞれのサロンに統一感や拡がりをもたらすことにもつながったように思う。
※もとは2つに分かれており、その界壁に人一人が通れるだけの穴を開けてつなげた個性的なテナント。