業務改善助成金活用し、費用半分。
レジ業務改善で生産性アップ。
美容室MOLLA(モーラ) 大阪府堺市・高石市 オーナー髙坂さん
活用中の製品・サービス
• SALON POS LinQ2
• LinQ Rece(セミセルフレジ)
業務改善助成金とは
事業場内最低賃金の引き上げと、生産性向上に資する設備・機器などの導入をセットで行う中小企業・小規模事業者を支援する、厚生労働省の助成金です。設備投資などにかかった費用の一部(賃金引き上げ額や対象人数に応じた区分により、おおむね3/4〜4/5。コースごとに上限額あり)が助成されます。「最低賃金の引き上げ」が要件となる点が、デジタル化・AI導入補助金など他制度との大きな違いです。
※助成金の制度の詳細・最新の要件は、厚生労働省の公式情報をご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html
忙しくなるほど、レジ締めが現場を圧迫していた
お客様もスタッフも増え、サロンが成長していく一方で、会計まわりの負担は少しずつ大きくなっていました。
「忙しいときは、先にお金だけいただいて、POSへの入力・精算処理はあとになってしまうこともありました」とオーナー髙坂さんは振り返ります。「メンバーが締めずに帰ってしまったり、忙しいメンバーが精算を後回しにしてしまってた。現金・カード・電子マネーと支払い方法が増えるなかで、最後にどれがどの支払いだったかが曖昧になって、金額が合わなくなる。その確認に時間がとられて、レジ締めはどんどん遅くなっていきました。」
現場で会計を担う店長は、当時の作業をこう表現します。
「もう本当に、目視で数えていました。レジが合わない時の締めには2時間近くかかっていました。」
業務改善助成金活用で、半分のコストで導入できた
「うちは毎年、賃金を上げている状態なんです。最低賃金もどんどん上がっていく。労働時間をいかに効率化していくかを考えていたので、どうせするなら、その賃上げと、業務の効率化をセットにできる助成金を使ったほうが効率的だな、と」Rece導入費用のうち、およそ半分を業務改善助成金でまかなうことができたといいます。
申請にあたっては、社会保険労務士のサポートを受けながら進めました。「資料の準備など、多少ありましたが、社労士さんに進めていただけました。一度使ってみると、これからも何か設備を入れるときに使える制度だなと分かる。労働時間をいかに効率化していくかを考えていたので、業務改善につながり付加価値の実現に近づいている。導入して損はない。100%入れた方が良い。」
100%入れた方がいい!
レジ周りの業務改善が、生産性向上にも繋がった
レジ締めの時間が大幅に短縮。「合わない」もなくなった。
導入後、もっとも大きく変わったのが、レジ締めにかかる時間でした。以前はレジが合わないとレジ締めに2時間近くかかることもありました。でも今では自動で違算(金額が合わないこと)もなくなりました。
LinQ Receでは、お客様ご自身に精算をしていただき、スタッフはそばで案内します。その数十秒のあいだに、スタッフは次の動きに移れるようになりました。
「カラーチェックに行きたいとき、会計をほかのスタッフにお願いして、その間に動けるんです。ほんの少しの時間でも、機械がやってくれるから、安心して任せられる。」と店長は語ります。
オーナー髙坂さんも、現金から手が離れたことの意味をこう語ります。「現金を扱っていると、いくら慣れていても緊張感がある。そこから解放されるだけで、現場には余裕が生まれます。」
「POSと連動しているLinQ Receだから安心感がすごくある。導入して一番感じた部分、“時間が出来た”こと。」
導入効果は数字にも表れています。オーナー髙坂さんによると、客単価が向上し、それに伴い売上全体が約20%の伸長を記録したという。オペレーション効率化により接客や提案に充てる時間が増えたことも、売上向上の一因になったと考えられます。
セミセルフレジで実現する、「ここで働けてよかった!」
と思われる環境づくり
MOLLAが目指してきたのは、「長く残るのが当たり前」という働き方からの転換です。時間に余白が生まれることで、お客様と向き合う時間や学びの時間、プライベートの時間を確保できる。その積み重ねが、「美容師という仕事が楽しい」「MOLLAで働いてよかった}と心から感じられる職場につながると考え、賃上げや設備投資にも継続的に取り組んでいます。
LinQ Receの導入も、そうした働き方の見直しの一環です。デジタル化による業務改善で生まれた時間的な余裕が、スタッフがお客様と向き合う時間を増やし、働きやすい環境づくりへとつながっています。「導入して損はない。100%入れた方が良い。」--オーナーのその言葉が、LinQ Receがサロンにもたらした変化を物語っています。
2026年取材時の情報です。