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💡すぐ使える・ちょっと便利な使い方をご紹介

✅ 新規のお客様が固定客になる割合 —新規定着率—

💡POSの便利機能 第5回 
「こう使うと後でラク!」
「そんな活用方法があったんだ!」というポイントが隠れています

新規のお客様が固定客になる割合 —新規定着率—

初めて来店されたお客様のうち、3回目の来店までつながったお客様の割合です。
3回通っていただけると「またあのお店へ」が習慣になりやすく、そこが固定客になるかどうかの分かれ目になります。
来ていただいた方が定着しているかを数字で確認する指標です。

前々回の第3回のコラムでは、3回目以降の「固定客」を飽きさせずにファンであり続けてもらう大切さをお話ししました。 今回は、その手前のステップである「新規客(1回目)」と「再来客(2回目)」に注目します。
新規定着率は次のようなシンプルな「掛け算」で成り立っています。

 


新規リピート率(1回目→2回目)×再来リピート率(2回目→3回目)

=新規定着率(3回目固定客への到達率) 
 「100人集客して、何人残る?」実際の平均データは?

例えばサロンに新規客が100人来たとき、最終的に3回目まで定着するのは何人でしょうか?
実際のSALONPOS LinQ2ユーザー(2025年)の平均データをベースに、この「掛け算」を当てはめてみましょう。

※リピート率6ヵ月時点
  このように、美容室の平均データでは100人集客しても、3回目まで定着してくれるのは約20~30人です。
「思ったより少ない…」と感じるかもしれませんが、だからこそ「1回目の壁」と「2回目の壁」のそれぞれでのリピート率が非常に重要となります。


お客様の心理に合わせたアプローチ ✨
-ここからの提案が、その後の“信頼”に育つかを決めます-

お客様との関係を深め、こちらの提案を心地よく受け入れていただくためには、1回目・2回目の段階から少しずつ「心の土台」を作っていく必要があります。
  💡 自店を知ることから始めよう

今回ご紹介したデータは、あくまで市場の「平均値」です。
大切なのは、周りの数字に一喜一憂することではありません。「自店の昨年のデータ」と比べてみてください。
「去年と比べて新規の新規定着率は上がっているかな?」「あの施策を始めてから、新規定着率はどう変化しただろう?」——。
こうして過去の自店と比較することで、周りに振り回されることなく、今あなたのサロンが本当に取り組むべき「本当の課題」がはっきりと見えてきます。
  自店の数値を確認する🔍

   メニュー  →  LinQ帳票・分析  →  分析管理  →  再来店動向分析

行は来店月ごとに新規(1回目)・再来(2回目)・固定(3回目以上)に分かれ、列は翌月から順に、その月までに再来店された方の累計割合が入ります。コラムの2つのリピート率は、そのまま「新規」行と「再来」行の再来率です。
翌月時点で見る🔍
   来店月のすぐ右隣の列が翌月です。画面例(来店月2026年3月)は新規66.7%、再来40.0%。
   66.7% × 40.0% = 約26.7%
    施策の反応を早く見たいときは、この列を追います。

6ヵ月時点で見る🔍

来店周期が2〜3ヵ月空くこともあるため、定着の判断には6ヵ月ほど必要です。対象月度を来店月の6ヵ月後に設定すると、いちばん右の列が6ヵ月時点になります。

新規定着率 = 6ヵ月時点の新規再来率  ×  6ヵ月時点の再来再来率
       (新規リピート率)       (再来リピート率)   

コラムの平均値(美容 約23%、理容 約30%)は6ヵ月時点の数字です。比較はこの列で。  
まとめ

新規のお客様をただの「一過性の売上」で終わらせるか、しっかりサロンの「固定客」に育てるか。それは、あなた自身の「新規リピート」と「再来リピート」の掛け算にかかっています。
まずは「SALONPOS LinQ2」でお店の数値をチェックし、昨年の自店データと見比べながら、今日のお客様へのアプローチを一歩ずつ変えてみませんか?