IT導入補助金活用事例 DISPATCH HAIR様
IT導入補助金とは、経産省が所管する中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金のことです。インボイス対応のためのPOSの入替などの用途で、費用の4/5が補助されるなど、高い補助率と採択率で多くのサロン様が申請されています。
概要
<サロンプロフィール>
・サロン名 DISPATCH HAIR
・代表取締役 福田 祐子様
・兵庫県内に3店舗
・スタッフ数 20名
・2005年11月オープン
<活用中の製品・サービス>
・SALON POS LinQ2 シンプルパック
・CTIシステム(電話ポップアップ)
・LinQ WAN System
効率的な業務運営のために新システム移行を検討
オープン当時から、売上やカルテ管理ができる他社のコンピューターシステムを利用していました。ただ、その会社はタカラベルモントさんとは違ってサポート体制が整っていなかったんです。混み合う土日にお客様の履歴が見られなくなったり、売上管理ができなくなったりしても、すぐに対処してもらえなくて…。月曜まで手書きで対応しなければいけないこともありました。
オプションで予約管理機能もありましたが、費用と使い勝手の面で希望に見合わず、集客サイトや自社アプリからのネット予約はコンピューターを横に並べて手動で管理。同時に予約が入ってしまうなど、お客様にご不便をおかけしてしまうこともありました。
システムを一新したい気持ちはありながらも、長年使い慣れたシステムを変えることへの不安と、3店舗一度に導入となると費用もかかるのでなかなか踏み切ることはできませんでした。
IT導入補助金の活用が後押しに
IT導入補助金の存在はWEBなどで目にすることがあり知っていました。“IT”という言葉の印象から、理美容業界にはあまり関係ないだろうと思っていましたが、補助金が出るのはやはり魅力です。
ダメ元で相談してみようと商工会議所に出向いたところ、導入するコンピューターの会社によっては補助が使えるとのこと。
サポート体制や、これまで購入した商品の信頼から、新しいものにするならタカラベルモントさんにお願いしたいと考えていたので、営業担当の長谷さんに連絡したところ、タカラベルモントさんはIT導入補助金の「支援事業者」で、「LinQ2」がITツールとして登録されているため、「LinQ2」筐体と月額費用が補助金対象になると分かり、早速申請を進めることにしました。
スピード感のある対応と安心できるサポート体制
でも、実は申請を決めたタイミングがその年の申請期限ギリギリだったので、本当に期限内に審査が通るのか心配もありました。
書類の不備があると何度も申請しなければならず、2〜3ヶ月審査が通らないこともあるといいますが、書類の準備や手順を的確に教えていただけたので、サロン業務の合間でも簡単に進めることができました。
おかげで申請は1度でクリア。審査も約2週間で通り、無事期限内に採択の結果が出ました。
このIT導入補助金は補助金が支給されるまでの日数も早く、補助金交付後の報告も1回だけ。私は担当の方から「このメールが来たらここを押してください」と言われたボタンをクリックしただけなんです。こんなに手間がかからず、「LinQ2」の筐体約1台分の費用を補助金でまかなうことができたので、サポートをお願いして本当によかったです。
サロンDX化で技術と接客に専念できる環境へ
「LinQ2」導入前は、締め日に合わせた給与計算ができなかったので、スタッフの個人売上を手作業で管理していました。今はワンタッチで計算できるので日々の業務がひとつ減って助かっています。3店舗運営しているのでリアルタイムで各店の売上が確認できる機能もすごく役立っていますね。
また、予約システムを一元化できたので、スタッフが複数確認しなければいけない手間も省けるようになりました。
使い始めて約1年ほどですが、不便に感じていたことが一つひとつ解消されている実感があります。
長年使ったシステムを変えることへの不安はありましたが、スタッフの方がデジタルに慣れているので吸収が早く、今では効率的な使い方を私が教えてもらうことも。
スタッフには技術やお客様と向き合う以外の時間で手間を取らせたくないと考えているので、経営側ができる限りスタッフの意見を汲み取りながら、サロンのDX化を続けていきたいです。
IT導入補助金の詳細
IT導入補助金について、詳しくは下記URLをご確認ください。
IT導入補助金 LinQ2ご案内チラシはこちらです。
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