手技による心の込もったサービスももちろん魅力的ですが、マシンだからこその良さもたくさんあります。例えば、アクアフォルテの場合、“すっきり爽快感”や“ツヤツヤな仕上がり”など、満足のお声もたくさんいただいています。また、どんな時でも必ず一定の品質を提供できることもマシンの魅力です。一方で、初めての体験に少し不安を感じられる方もいるかもしれません。最初は安心させるためのお声掛けをすると良いでしょう。事前に「お客さまメリット」をしっかりとお伝えすることで期待感を高めると、より満足度アップに繋がります。お客さまへ魅力を伝えるための「店内ポップ」や「コミュニケーションガイド」等のツールもご用意していますので、ぜひご活用ください。

ウルトラハンドをサロンで定着させるために最も大切なステップは、経営者はもちろん、お店に関わる全てのスタッフがマシン導入の目的を理解し、全員で新たなオペレーションを考えてからスタートすることです。そうすることで、少数のお客さまの反応だけに左右されず、しっかりとサロン、そしてお客さまへ新しい価値を生み出すことができます。最初は新しい工程に慣れず、忙しいときは自分でやってしまいたいと感じる時もあるかもしれません。新しいオペレーションを取り入れ、サロンワークの一部として定着するところまでが少し踏ん張りどころです。

サロンのオペレーション（全員のお客さまに使用するのか、メニューで使い分けるのか）によって決まるため一概には言えませんが、サロンで定着させるために台数選びはとても重要です。ポイントは、使用したいお客さまが、何人同時に重なるかを考えること。マシンが足りずサロンの忙しさによって使ったり使わなかったりすると、お客さまメリットが伝わりづらくなってしまいます。また、基本的には全員のお客様に使用することをお勧めします。スタンダードなサービスとしてお客さまに認識してもらいやすく、手技でのサービスとの切り分けにより、価値を相互的に高めることができるからです。

Ｑ２のように、使い方や伝え方の「ルール」を決めてスタッフ全員の意識を統一すること。そして、スタッフ全員がマシンを何度も体感し、実感した効果を自分の言葉でお話できるようにしておくことが大切です。また、セッティングに時間が掛かってしまうと、効率アップに繋がりにくくなるだけでなく、お客さまを少し不安にさせてしまうかもしれません。事前にしっかりとセッティングの練習をしておきましょう。