IKIMEN Barber Project [粋男] タカラベルモント株式会社 ビジネスモデルご提案

IKIMEN
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サロン事例 / 07

オトナメンズが通う“かっこいいバーバー”
Glead HAIR

IKIMEN BENEFIT DATA

粋MEN塾で経営数値改善

店販売上:225%(対前年)

売上
106%(対前年)
客単価
107%(対前年)

自店の課題を解決するために2014年に店舗を大幅改装し、その1年後、経営を安定させるためには販売数値に裏づけされた戦略が必要と感じ「粋MEN塾」に入塾されたGlead HAIR(グリードヘア)様。店舗改装後、粋MEN塾を経て、「繁閑格差の平均化」・「客単価アップ」という難題を着実に解決し、前年売上を大幅に更新された。

Salon Data

  • ■代表:日下部 真治様
  • ■所在地:千葉県木更津市
  • ■オープン:2014年10月
  • ■セット面:3
  • ■スタッフ:3名

■主な設備機器:ディヴァーンルアールYUME SWING

■営業時間:平日/8:00~19:00・土日祝/8:00~18:00(毎週月曜日、第2・3火曜日定休)

■サロンHP:http://glead-hair.com/

曖昧だった自店の「課題」、「強み」がより鮮明になりました

入塾の少し前に改装したのですが、改装後約1年が経過し、事前に立てたコンセプトどおりに経営できているか、目指すべき方向が間違っていないかを確認したいと思っていました。また、店の課題である客単価アップのためには数値管理が重要と考え、SALON POSを導入しましたが十分に使いこなせず、販売数値を分析し戦略的な経営をしたかったので入塾を決めました。
いざ入塾してみると講義を聴くだけではなく、毎回宿題を与えられ真剣に取り組まざるを得ない状況でした。振り返ってみると、宿題をこなしていくことで講義内容が身についたと思います。受講した夜は、自分の理解を深めるためと情報共有のために、必ず妻に講義内容を話しました。宿題の中で「改善計画書」は参考になりました。「現状の課題」、「自店の強み」など曖昧だったことが鮮明になり、自店を見つめ直し目指す方向を確認する良い機会になりました。また、「経営数値管理表」も自分なりにアレンジして店販の在庫管理に使ったりと重宝しています。今年度、500円の客単価アップを目標とし、現在380円まで実現。ここまで目標に近づけたのも、経営数値管理表をもとに経営数値を管理する手法が身についたからだと思っています。

サロンで役立つ必須アイテム!「改善計画書」「経営数値管理表」

「売上上位顧客リスト」は繁閑格差の平均化や来店周期の改善に役立っています

自店の重要課題であった客単価アップのために、講義を参考に積極的に店販に取り組むようになりました。入塾前はさほど力を入れていなかったので、店販の講義でいろんな刺激をもらいました。まず、店販はお店の売上のためではなくお客様のためにあり、売るのではなく商品を説明する必要があると考え方が大きく変わりました。粧剤も自分で色々と試してみて自信を持っておすすめできるものだけに絞っています。ご来店前に、POSデータで顧客情報を確認したうえでお客様をお迎えします。顧客情報を活用することで、どなたに何のサービスをどのようにアプローチをすればよいか事前に準備でき、効率良くお勧めできています。自分なりに工夫して、施術メニューに使用する粧剤を施術場所の近くやレジ横に並べて説明できる機会をつくったりもしています。努力の甲斐あって店販売上は月10万円前後まで伸張しています。

客単価アップのためにメニュー価格の設定方法も参考にしました。スタンダードカット(4,500円)とショートスパ(1,500円)を合わせた新規客限定のセットメニュー(6,000円)を設定。このセットメニューは新規のお客様がオーダーできる最安メニューで、既存のお客様メニューよりも1,500円高く設定しています。新規・既存客向けに二重に価格設定し、既存客に配慮しつつ客単価アップが狙いです。さらに、既存のお客様を上位にグレードアップさせるために、現在の最上位メニュー「極上カットコース」の上に、1万円のコースメニューをつくりたいとも考えています。

平日と休日の繁閑格差をなくすためのアドバイスも参考にアレンジして実行しています。まず、土日のお客様を平日へ移行するために、私がマンツーマンで接客する“オーナーズDay”を設定。お客様にも大変好評です。ネット予約を始めた相乗効果もあり平日も順調に予約で埋まっている状況です。また、宿題で作成した「売上上位顧客リスト」をもとに、上位50名のお客様には次回予約を推奨。次回予約も繁閑格差の平均化・来店周期の改善に役立っています。

空間づくりで特にこだわったのは、ヘッドスパメニューを取り入れるための空間を仕切るパーテーションの厚み・高さ・配置です。パーテーションはプライベート感の演出による客単価アップ効果の他、ご予約のお電話・会計時のレジ音やトイレ・洗濯機の音など不快に感じる音の軽減にも役立っています。パーテーションの高さは、店舗全体を効率的に冷暖房でき、お客様同士は目が合わず、一方でスタッフ間はアイコンタクトが取れる高さに設定しています。

来春、2名のスタッフが入店します。待望のスタッフを補充できたのでメニューを充実させていきたいと思っています。新しいスタッフがすぐに売上を上げられるメニューも考えています。リクルーティングにおいても、学生に自店を知ってもらうのに、塾で学習した経営数値の話など大いに役立ちました。